会社の資本金とは?

会社の資本金とは?

2016.08.14
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札束では、まず資本金について説明しましょう。そもそも、資本金とは会社を設立するにあたって、会社運用に充てるためのお金のことを指します。例えば、株式会社であれば、株式を発行して多くの人からそれをお金と交換し、それを資金とするというようなものです。そこで気になるのが、資本金としては最低限どれくらいが必要になるか、ということです。もちろん、それらは事業によって必要になる金額は変わります。ただ、法律的には株式会社であっても、有限会社であっても資本金は1円から大丈夫だと決められています。

ですので、資本金に関してはあまり多くが必要だと言うわけではありません。ただ、資本金はあまりかからなくとも、それ以外の設立費や維持費などが必要になるので、結局は多額のお金が入用になるので、少なくていいわけでもありません。

また、資本金の高さは会社を設立した直後の信用度に直結します。その理由は簡単で、お金が多い方に依頼をすればそれだけ失敗をしたときにもリスクが少ないということ、何かあったとしてもお金で解決させることができるからです。ですので、資本金はあればあるだけ会社運用が楽に進められるようになるので、できるだけ多額のお金を用意するようにしましょう。

会社設立をするときに設定する資本金について

会社設立をするときには資本金が必要となります。この資本金が大きければ会社としての信用力も高くなると考えられるでしょう。しかしながら、あまり大きくすると税制面でのデメリットがありますから注意が必要です。
具体的には、会社設立をするときには1000万円未満の資本金にしておくのが良いでしょう。このメリットとしては、消費税の免税事業者になれるということです。
資本金を1000万円未満にしておけば、設立してから2年間は消費税を支払うことは必要ないのです。ですから、特に必要がないのなら資本金を1000万円未満に設定しておくべきでしょう。

最低金額は1円から可能となっていますが、資本金が1円しかないというような会社は現実的なものではないでしょう。最低でも100万円くらいを目安にするのが良いと思います。余裕があるのなら300万円くらいにするのも良いと思います。
あまりにも資本金が小さいと取引先からの信用を得られないこともありますから注意が必要です。

法人成りをするときに考えること

法人成りという言葉は、なかなか一般では耳にしないと思います。簡単に言えば個人事業者が法人設立を行うことです。
簡単に法人設立といいますが、登記等の手続きを行わないと株式会社等の法人は設立できないものです。しかし、昨今では会社法の施行により資本金が1円でも会社は設立できるし、取締役が1名でも設立は可能になっているので、以前よりも簡単になっています。
そのため、個人事業者の方は法人を設立したほうがいいのではないかと思う方もいるかも知れませんが、そこにはメリットもデメリットもあります。その両方を十分に理解していただきたいです。

メリットにはどんなものがあるのかといえば、資本金が1千万未満ならば消費税が2年間免税になります。また個人事業主では給与がありませんでしたが、法人になれば役員報酬の経費計上が可能になります。
更に、役員報酬は所得税において給与所得控除が適用されます。また、退職金の支払が可能になり、生命保険の支払いや親族への対価支払も経費計上が可能になります。以上の点は節税効果が大きいです。
その他にも繰越欠損金の繰越が7年間と長くなったり、個人事業者の時は3月に必ず確定申告を行なっていましたが、法人設立時に決算月も自由に設定することができますので事務処理を繁忙期から外すことも可能になります。

これをみたら、いいことばかりだと思えるかもしれませんが、デメリットも沢山あるのです。
法人になれば赤字状態でも県税と市税で均等割が必ず発生します。また、交際費については1割が決算にて減算されて経費が減ってしまいます。
その他にも、法人設立を自分で行ったとしても登記関係の費用だけでも20万円以上かかってしまうことや、申告書が国税分だけでなく地方税分も作成したりと経理事務的負担の増加も考えられます。
一概によいことばかりではありませんので、法人成りを考えている個人事業者の方は、現状を考えて行動していただきたいと思います。

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